風雷神門(ふうらいじんもん)



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 一般に「雷門(かみなりもん)」と呼ばれるこの門は、正式名称を「風雷神門(ふうらいじんもん)」といいます。

 門正面に向かい、右側に風神、左側に雷神が配置されています。風神・雷神像は、江戸時代の火災で頭部以外が焼失しており、現在の風神・雷神像は、江戸時代の火災で焼け残った頭部に、明治時代に造った胴体をつなげた物です。

 門自体も過去に何度も火事で焼失したことがあり、現在の風雷神門は1960年に松下電器の創設者である松下幸之助氏により寄進されたものです。また同氏からは門の寄進と併せ、有名な大提灯(重さ670kg!!)も寄進されました。

 現在の大提灯は2003年に、江戸開府400年を記念して新調されたものです。現在の提灯は以前のものよりも一回り大きくなり、その大きさは、直径が3.3メートル、高さ3.9メートル、重さ700kgとなりました。

 この大提灯は三社祭の時は下を御神輿が通過するため、また、台風接近時や強風時には破損を防ぐために折り畳まれます。

 「雷門(かみなりもん)」は、日本を象徴する風景として、外国人向けの紹介パンフレットやお土産の浮き彫りなどに採用されることが多いそうです。

「雷門から浅草寺本堂まで」

「台東区浅草散歩♪ 空から雷門、浅草寺を観ながら歩く浅草観光マップ」

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