浅草寺(せんそうじ)

浅草寺の写真

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 「宝蔵門(ほうぞうもん)」を通り抜けると、そこに「浅草寺本堂(せんそうじほんどう)」があります。「浅草寺(せんそうじ)」は東京都内では最古の寺院です。

 観音菩薩(かんのんぼさつ)を本尊としているとこから「浅草観音(あさくさかんのん)」あるいは「浅草の観音様 (あさくさのかんのんさま)」と呼ばれ、人々に親しまれています。

 また、かつて日本語の喜歌劇である「浅草オペラ」の上演が行われていた時期もありました。当時、映画が普及する以前の大衆娯楽の一つとして大いに栄えました。

 関東大震災で、浅草はその地域の大半が火災によって失われてしまうという被害にも関わらず、浅草寺境内は一部建築物が延焼するだけの被害で済みました。しかし東京大空襲では旧国宝の観音堂、五重塔などが焼失しました。

 第2次世界大戦後、浅草は民衆の娯楽の多様化や、東京都内の他地域の発展などにより一時衰退しました。しかし現在では地元商店街の継続的な努力の結果、かつての賑わいを少しづつ取り戻して来ています。

 「男はつらいよ」の寅さんで有名なその町並みは、下町の風情を残す街として東京の代表的な観光地となっています。羽子板市(はごいたいち)やほおずき市(ほおずきいち)などの年中行事は、多くの人で賑わっています。

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