五重塔(ごじゅうのとう)



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 仲見世通りを抜けて宝蔵門をくぐると、すぐ左手に五重塔が見えます。

 浅草寺の五重塔は、天慶5年(942年)に、平公雅(たいらのきんまさ)が本堂と共に建立したのが始まりです。その後数度に渡り、倒壊したり炎上したりしましたが、その都度再建されました。

 現在の五重塔は、徳川幕府の3代将軍徳川家光(とくがわいえみつ)が建立したものを再建したものです。家光により建立された五重塔は大正12年(1923年)の関東大震災では倒壊しませんでしたが、太平洋戦争の戦火により、昭和20年(1945年)に他の伽藍とともに焼失しました。消失する前には「江戸四塔」のひとつとして親しまれていました。

 現在の塔は昭和48年(1973年)に再建されたものです。最上階にはお釈迦様の遺骨「聖仏舎利」を納めています。 塔の高さは53mで、これは京都の東寺に次ぐ高さです。

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